京都精華大学立体造形コースのブログです。
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路上の1ダース
アシスタント・ツジタです。
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グラウンドです。
1回生、森太三先生の4/20の授業風景です。
テーマは「知覚のドライブ」。
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目をつぶって歩く。
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今度は山の中。
黄色い糸を張って、眼隠しでその線をつたって歩く。
様々な方法で自身の「知覚」について認識し、考えようという授業です。
本日の森太三先生の授業は「路上の1ダース」合評の日。
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1回生にとっては初めての合評会。
始めはなかなか意見が出ないようです・・。
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途中から進行役を学生にバトンタッチ。
↑徐々に意見が活発に。
オモシロくなってきました~。
「路上の1ダース」
あなたは写真家であり収集家である
好奇心を持って「路上」へ
気になったものを躊躇なく撮影していく行為の過程から、初めて見えてくる風景がある
↑これが今回のテーマ。
ひとり12枚の写真をさまざまに見せて行きます。
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彼女は、あえて再生紙に印刷。
自分で決めた「青」というテーマに沿って、被写体や紙、大きさを選んだそう。
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右が作者。
自分のいた高校に行って、教室を撮影してきました。
それを、作り物の葉っぱや紙に書いた言葉などと一緒に透明なポケットに入れました。
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彼女はレースペーパーをお皿に見立てて。
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こちらは電線の写真ばかりを収集。
たった12枚の写真から、またその提示の仕方からその人自身がとてもよく現われていました。
この年代のこの時期に興味のあったことを今でもやっている気がする。と、森先生。
撮った写真を通して見えてきたものはありましたか?
「ほとんどの人は日常しか撮っていないでしょう。つまり基本的に異界に入り込んでいない。でも路上はいたるところが異界だから。路上をスナップするってことは、その異界を撮るっていうこと。」
「条件反射的に撮るための瞬発力や身体性が必要だっていうことはあるけど、もっとも大切なのは欲望だね。撮る本人がその瞬間に抱えている欲望。それを持っていないと、見る事すらできないから。」
授業プリントから引用:by写真家・森山大道
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前期の森太三先生の授業はこれで終了。
また、後期に!
(無理矢理、笑ってもらったらへんな顔に・・・スミマセン。)
森太三先生の過去の作品や展覧会についてはこちらからチェック↓
立体造形コースのホームページ
http://seikaart.jp/~rittai/seikaHP/staff-mori.html
ギャラリーwks.での展示
http://www.peeler.jp/review/060615osaka/index.html
ギャラリーニュートロンでの展示
http://www.neutron-kyoto.com/event/moritaizo2010/index.html
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