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京都精華大学立体造形コースのブログです。

   
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アシスタント・ツジタです。

立体造形コース外に昔からある、丸太のベンチ。

  

きのこ、きのこ、きのこ。。

いろんなきのこが生えています。
 ←これはなんとキクラゲなんだとか。
                        西先生はかきあげにして食べたそう。。。
                        「ウマいんだよ~」・・・ってことでした。



木工室をのぞくとウサギが!
本物のウサギの毛皮をかぶって、台の上に鎮座。


ちん。

山本麻耶先生の作品を持ってきていただきました。


↑でも、よく見ると目が怖いんです。

実際に、死んだような目にしようと思って作られたそうです。

今回のテーマは具象。
生き物を彫りながらも、素材はみんな木。
どれだけ本物に近づけても本物にはならない矛盾をはらんでいます。


↓石切り場では4回生が大量の木の枝に囲まれて作業中。
葉っぱを取り除いて、枝を使うそう。



↓鉄工室では4回生が鉄で作った手。
ぶらぶら動くんです。



↓個人的に制作途中の人形を持つ3回生。
途中段階で、なんか白目が怖い~。



今週末はオープンキャンパス✫
↓   ↓   ↓



6/11・12(土・日)
10:00~16:00(受付9:30)

立体造形コースではアルミの鋳造体験や鉄の溶接体験、木で葉っぱを作るワークショップなどを企画しています!
たくさんの参加、お待ちしております!







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 こんにちは、三回生のイノウエです。

六月になり、梅雨入りした京都ではまいにち雨がしとしと。
すっかり雨の季節になりましたね。
湿気が多くて思うように制作が進まない!と嘆きたくなることもしばしば。
けれど、雨の止んだタイミングを見計らって帰宅した昨日の晩、下宿の裏の小川でが飛んでいるのを見ました。
水の澄んだ小川の多い京都では、毎年この季節になると音もなく舞う蛍の姿にあちらこちらで出会うことができます。
一、二回生のころ、わざと暗くなるまで情報館で待ってから帰っていたのを思い出しました。

こんな季節の感じ方をできるのも、京都の魅力ですね。


さて、三回生は先日、オマージュの合評が行なわれました。

オマージュとは、フランス語でhommage。
芸術や文学においては、尊敬する作品や作家に影響を受けて、似たような作品を創作すること。
また作品のモチーフを過去作品に求めることも指す。しばしばリスペクト(尊敬、敬意)と同義に用いられる。  (By YAHOO!辞書)


尊敬する人、心揺さぶられた人、作品、自分がアートを志すきっかけになった人、今回調べて初めて出会った作家さん、などなどオマージュの対象となった人は様々。
三回生がそれぞれ考えたオマージュのかたちを、少しだけではありますがご紹介したいと思います。


Marc Chagallのステンドグラス三部作より、“演劇と舞踏”。
(実はこれ、黒ボンドと水彩絵の具、水のりでつくられています。)
流渓館(先生方の研究室がある建物)の階段横にある大きな窓にセッティングされたこの作品は、
コンクリートの壁でできた薄暗い雰囲気のなかでその存在感を際立たせます。
建築とのコラボレーショ」とは、西山美なコ先生の言葉。


さとうりさ “Risa Campain in Calfornia -Mother's Life”より
なんだか不思議な顔をした白い三輪車。
なんとも言えない世界観のさとうりささんをオマージュするために、
三輪車を探しまわって家の付近をうろうろしては近所のひとに怪しまれたという彼女。(写真左奥)
写真ではわかりづらいですが、この顔は針金の上からビーズ状の発泡スチロールを覆わせてつくられています。


Ryan Gander “ナサニエルは知っている”より
これは、壁に開けられた穴の向こうで水色の光と水が水中ポンプに揺れている作品。
実はこの壁だけでなく、薄暗闇にされた空間自体がつくられたもの。
ガンダーの作品では、蹴破られたような壁の向こうに緑の植物が垣間見え、その向かい側には通風口のようなものが設置されています。
これをつくった作者は、“ナサニエルは知っている”というタイトルに興味を惹かれ、自分なりに色々と考えさせられたそう。
通路にぴったりあう壁をつくるのに苦戦していました。



Mary Blair 
ディズニーのデザイナーであり、二児の母でもあるメアリー・ブレアへのオマージュとして作られたのは黒いウェディングドレス。
小さいころからディズニーに囲まれて育ったという彼女は、大人になっていく自分と、大人になりたくない自分の複雑な感情や葛藤をブレア、そして自身の母親へのオマージュとして表現したそうです。
白いパーテーションには彼女の作品であるイラストが掛けられています。
自分で着ることによって格段に自分のものになっている。」と、森口先生。


紙でできたドレスの裾やブーケには、ブレアをオマージュした絵が描かれています。
カラフルで可愛らしいイラストだからこそ、その黒いドレスが意味深に感じられる作品。


二日間に渡って行なわれた合評は、
それぞれの仲間達がどのような作品や人に引きつけられているのかを知ることができた新鮮なものでした。

私達はこの場所で学びながら制作を続けていくうえで、何かしらの影響を受けずにはいられません。
それはときにひどく悩まされることもありますが、ゆっくりと咀嚼し、噛み締めてゆくことで自分の新しい一面を引き出してくれるものだと思います。
そうやって影響を受け、及ぼし、経験を積み重ねていくことで自分自身を形成していく時間の基盤のひとつが、この大学生活なのだろうな、と。
ひとは死ぬまで自分自身をつくりかえ、形成し続ける生き物のように感じます。
だからこそ、より多くのものに出会い、知ることは大切なこと。
と、同時にひどく面白いことだと思います。

三回生の今の課題は身体。
パフォーマンスと造形の二つの発表が行なわれます。
なんとパフォーマンスは今回が初課題!
慣れない発表に模索中の三回生です。

・・・おまけ:合評にむけてのうら側

アシスタント・ツジタです。

木部屋から今日の一枚。



木彫の山本麻矢先生です。

麻矢先生と新しく来たダクトホース。



集塵機につながるこの管、
今まで使っていたものと違って曲げた形が維持されるんです。



やった~✿
と嬉しそうな学生でした。
アシスタント・ツジタです。
今日お天気は晴れ

作業の合間にコーラを一気飲みしたくなるような日。




今、精華大学ギャラリーフロールでは
立体造形コース4回生の広瀬絵里さんと版画コースの白水絵耶子さんの展覧会が開催中です。


会場に入ると、白い柱が何本も立ち並んでいます。



近づくと、それが白い脱脂綿の集積したものだということに気づきます。

展覧会は「祈り」と「救い」というテーマで展示されています。
本人曰く、「幼い頃からよく怪我をしていた私にとって、脱脂綿はホッとする救いのひとつでした。」



別室では本人によるパフォーマンス映像も。
映像から流れる音が何の音かが分かった時、再びその行為に見入ってしまいます。

展覧会は6/8来週水曜日までです。
(入館無料・日曜日休館)


一方、立体造形コース実習室では↓



突如、現れた壁!
3回生のテーマ「オマージュ」の合評会です。
真剣討論。


明日もつづきます。







アシスタント・ツジタです。
雨です。



楠の良い香りが漂う、立体造形コース。


2回生の木彫の授業が始まっています。


今日はチェーンソーでどんどん切り出します。
積もる木の粉。


チェンソーで入れた切り込みをのみで落としていきます。

木彫テーマは「具象」。

↓リコーダー?                      ↓かに?
      


↓おじいちゃん。
 

毎年この時期に並べられる畳。
これから6/16の合評に向けて、彫って彫って彫りまくります。



夏休みまでの間、助手が2人になってみんなの作業を見守ります!

白いつなぎ。同じポーズ。↑


花岡伸宏さんです。
精華の立体造形コース大学院、2006年卒業生です。

花岡さん。ハンナさんです。
見ごたえバツグンのホームページ↓↓で作品をチェック!
↓     ↓     ↓     ↓     ↓     ↓
http://hanaokanobuhiro.sakura.ne.jp/top.html
   


  
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